酸化銅4.0g と炭素 0.1gの粉末を乳ばちに入れ、よく混ぜ合わせた。
①の混合物を試験管Aに入れて、 右の図の実験装置で加熱した。
加熱中,試験管Aから気体が発生し、 試験管Bの石灰水が白くにごった。
気体の発生が終わったのを確認して、 ガラス管を試験管Bから抜いた。 その
後, 加熱をやめ、ゴム管をピンチコックで閉じて試験管Aを冷ました。
試験管Aが冷めたのを確認し、 中の固体をとり出して, 質量を測った。
6 酸化銅の質量は変えずに, 混ぜ合わせる炭素の粉末の質量を変えて, ①~⑤
をくり返した。下の表は,その結果をまとめたものである。
表
混ぜ合わせる炭素の粉末の質量(g)
加熱後の試験管内にある固体の質量(g)
a
C
0.1
3.7
0.2
3.4
10%=370
0.3
3.2
0.4
3.3
酸化銅と炭
素の粉末の
0.5
3.4
試験管A
ピンチコック
ゴム管
試験管
ガラス管 石灰
問1③ で発生した気体を化学式で表しなさい。 また,その気体を発生させる他の方法として適当なものを, a~dからすべて選
二酸化マンガンにオキシドールを加える。
b 炭酸水素ナトリウムを加熱する。
亜鉛にうすい塩酸を加える。
d 石灰石にうすい塩酸を加える。
問2 ④で、ゴム管をピンチコックで閉じたのは,どうしてですか、理由を書きなさい。
問3 混ぜ合わせる炭素の粉末を1.0gにして加熱したとき, 試験管Aから発生する気体は何gですか、求めなさい。