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ゆきこさんは、 深く積もった雪の上をスキーですべ
止まったときにスキー板を脱いだところ, 足が
深くしずんで歩きにくいことを経験しました。 その理由を
調べるため,次のような実験を行いました。 これについて
あとの (1)~(4) の問いに答えなさい。
疑問.
① スキー板をはいていないとき, スキー板をはいたと
きよりも足がしずむのはなぜだろう。
予想
4cm C
② 質量が同じなのに、足が雪にしずむ深さが変化する
のは、スキー板と靴では, 雪に接する面積が異なるか
らである。
実験.
③ 図Iのように、いずれも質量3kgの直方体と直方
体Q底面積が大きい直方体のスポンジを用意した。
図Ⅰ --10cm-
15cm A
BT
12cm D
直方体P
VULitenal
-10cm-
5cm F
E
直方体と同様に、直方体Qについても、面D,面E
面をそれぞれ下にしたときに, スポンジがしずんだ
深さを測定した。
直方体Q
スポンジ
4 図ⅡIのように、スポンジに直方体Pを乗せ, 台ばか
りで重さをはかった。
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回の結果を表にまとめた。
⑤ 図ⅢIのように, スポンジに直方体Pを乗せ, 面A,
面B, 面Cをそれぞれ下にしたときに, スポンジがし
ずんだ深さを測定した。
スポンジ
で、直方体Pの面A, B, 面Cを下にしたときに
台ばかりが指す。 それぞれの目盛りはどうなりますか。
次のア~エのうちから最も適当なものを一つ選び、 その
記号を書きなさい。
ア. 面Aが底面のときが最も大きい値になる。
イ.面Bが底面のときが最も大きい値になる。
ウ、面Cが底面のときが最も大きい値になる。
エ面A, 面B., 面Cのどれが底面でも同じ値になる。
台ばかり
attini
しずんだ深さ [cm] 0.8
(2) 右の図中の矢印は, で,
面を下にして, 面Cの側か
ら見た直方体Pにはたらく重
力を示しています。 このとき.
直方体Pにはたらく垂直抗力
はどのようになりますか。 作
用点をで右の図にかき入
れ、その作用点から垂直抗力
の矢印( ) をかきなさい。
(3) 3.7で直方体の底面の
面積と, スポンジがしずんだ深さの関係をグラフに表す
とどのようになりますか。 次のア~エのうちから最も適
当なものを一つ選び、その記号を書きなさい。
ア
イ
ウ
ずんだ
no to no bord,
ili A
thi B
2.0
ものさし
-188-
thi ChiD E F
3.0
1.0 2.0
4
2.4
I
深
さ
0 面積 0面積
0 面積
面積
(4) ゆきこさんがスキー板をはいて片方の足で雪の上に立
と 5.0cm雪にしずみました。 ゆきこさんがスキー板
をぬぎ、靴のまま片方の足で雪の上に立つと、どれくら
い雪にしずむと考えられますか。 実験の結果をもとに,
次の数値を用いて計算し、答えを数字で書きなさい。 た
だし、スキー板の質量は考えないものとします。
1470
スキー板の底面積 [cm²]
靴の底面積 [cm²]
350
<岩手県 >
1.41