重要例題 2-1 DNA 中の塩基の割合 (シャルガフの規則)
BE
一種
によ
生物の細胞の核には DNAが含まれており, DNA は塩基を含むヌクレオチドが構成単位となっていった
ある300 塩基対の DNAを構成する全塩基のうち, 20%がアデニンであった。
性の
実験
1 このDNAを構成するシトシンの割合として最も適当な値を、次の①~⑥のうちから一つ選べこき
① 15%
② 20%
③ 25% ④/30%
⑤ 35%
⑥ 40%
問2 この DNA中に存在するシトシンの数として最も適当な値を、次の①~⑥のうちから一つ選べ 実験
実験
①90
④ 180 ⑤ 200
6 300
② 100
③ 120
問3 このDNAを構成する2本のヌクレオチド鎖のうち,一方のヌクレオチド鎖 (a鎖とする) に含ま実験
れるアデニンの割合は25%であった。 もう一方のヌクレオチド鎖 (b 鎖とする) に含まれるアデニン | 1
の割合として最も適当な値を、次の①~ ⑥ のうちから一つ選べ。
① 1$% ②20% 3 25% ④30%
5 35% 6 40%
考え方 問1 2本鎖DNA において, アデニン(A)
チミン (T), グアニン (G)とシトシン (C)はそれ
ぞれ相補的に結合している。 よって, AとTの割合
は全塩基の20%ずつで, 残りのGとCの割合は全
塩基の30%ずつとなる。
問2問1より, 全塩基中のCの割合は30%である。
300 塩基対の DNAには塩基が 600 (=300×2) 個存
在するので、このDNA 中のCの数は、
600×0.3=180
問3b 鎖のAの割合を x [%] とすると,
a鎖のAの割合+b鎖のAの割合
り
25%+x_
2
x=20%
[19 センター試改]
x=15%
解答 問 1④ 問2④ 問3①
な
2
⑤
2.
2