解説
入試攻略
への 必須問題
食酢を水で20倍に薄めた水溶液 5.00mLに指示薬(A)を加え, 0.100
mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液で滴定したところ, 1.75mL を要した。
適切な指示薬ともとの食酢中に含まれる酢酸の質量パーセント濃度(B)の組
み合わせとして、正しいものを次のア~オから1つ選べ。ただし、食酢の
密度を100g/cmとする。また,食酢中の酸は酢酸のみとし、CH COOH
の分子量を60.0 とする。
A: メチルオレンジ
A: メチルオレンジ
A: フェノールフタレイン
A : フェノールフタレイン
A : フェノールフタレイン
fliars to
月になのかけ
食酢
1.00 g/cm³
水で20倍
に希釈
1.75mL
B : 2.10%
B : 4.20%
B : 2.10%
滴下量
B:4.20%
B:4.50%
CH₂COOH
5.00mL
CH3COO + H2O
-0.100 mol/L
NaOH水溶液
指示薬(A)
(自治医科大)
CH3COOH + OH_
CH3COOH + NaOH → CH3COONa + H2O
の中和点は, CH3COONa の水溶液です。
CH3COO が加水分解するため、 中和点は弱塩基性側にあります。 そこで,
指示薬はフェノールフタレイン (変色域 pH 8~9.8) が適当です。
食酢中のCH COOHのモル濃度を C [mol/L] とします。 20倍に薄めると
になるので, 滴定したCH COOH 水溶液の濃度は
濃度は
20
C
[mol/L] と
20
なります。 CH COOH 1 molを中和するのに NaOH は 1mol 必要なので