4.DNAの遺伝情報は、RNAに転写され、 タンバク質のアミノ酸配列に翻訳される。 アミノ
酸配列を生物種間で比較すると類縁関係を推測できる。 以下の5. 生物種のヘモグロビンα鎖
( 141 アミノ酸からなる分子)を比較し、 2 生物種間で異なるアミノ酸の数を表で示した
分子時計(アミノ酸の違い方と分岐してからの年代とには直線的な関係がある) が成り立つ
条件のもとで、 次の問いに答えよ。
生物種
ヒト
ウシ
イヌ
イモリ
・生物種
ウシ
17
a
b
(1) ヒトとウシがその共通祖先から分岐したのが約8,000万年前と考えられている。
ヘモグロビン α鎖のアミノ酸座位1個にアミノ酸置換の起こる率は、1年あたりどの位にな
るか。
C
d
イヌ
23
28
①1.5×10-9
②3×10.9
④8×109
⑤1.5 x 10-10 ⑥3×10-10
75x10-10
⑧8 x 10-10
(2) ヒトとコイが共通の祖先から分岐したのは、今からおよそ何年前になるのか選べ。
①5,000万年前 ②1億年前 ③3億年前 ④6億年前 ⑤10億年前 ⑥30億年前
(3) ヒトとゴリラのヘモグロビンα鎖は、1個のアミノ酸しか違わない。
共通祖先から分岐したのはおよそ何年前になるか選べ。
①200万 ②500万年 ③800万年 ④1,000万年 ⑤1,500万 ⑥2,000万年
(4) a,b,c,d,eの5生物種のある領域の塩基配列の相対的な違いを下記の表で示した。
これら5生物種について、分子時計をもとに系統樹を作成した。 どの形になったか
次の①~⑥の中から1つ選べ。
a
0
イモリ
62
63
65
③5 × 10-9
b
1
0
C
N.
コイ
68
65
67
74
2
2
0
d
4
4
4
[0]]
e
4
4
4
3