✨ 最佳解答 ✨
とりあえず、頭の中ぐちゃぐちゃにならずに能動態に戻せるといいですよね。
こういう書き換えは、意味とか考えず
とにかく機械的に手順を踏む。
小学生の筆算とか分数の計算とかと同じです。
慣れるまでのコツも同じで「大きな紙に丁寧な字で書く」。ふざけてません。真面目に言ってます。
問題文の端っこの小さいところにゴニョゴニョって書くから、位取りとか約分を間違えたりするでしょう。
受動態は、能動態の目的語を主語の位置にして
全体の意味が変わらないように書き換えた文です。
He loves her
↓
She is loved by him
だから、受動態を能動態に戻すのは
by〜を主語の位置に持ってきて、
主語にあるものを目的語の位置に持ってくる
という手順です。
そのときにby〜や主語に修飾語句があったら、それもセットで移動させることが必要です。
今回はThose peopleの後ろにwho do not require help がありますから、それもまとめて移動させます。
High levels of taxation
主語
will not make those people who do not require help
動詞+目的語
feel unfairly treated
補語(原形不定詞)
make O CのCの位置に原形不定詞のまとまりがあります。
もう一つのコツは、
語順を整えて意味を考えるときに使うんですが
長いまとまりは、いったんAとかXとかの
記号で置いてしまうことです。
X will not make Y feel unfairly treated
直訳は
XはYを、不公平に扱われているように感じさせないだろう
です。
解説にあるHigh levels of taxation will not make those people who ~ feel unfairly treated.能動体になおせたんですがこのまま訳すとどういう訳になるのですか?またその訳でも答えは合ってますか?
直訳ってことですよね。
高い税率は 助けを必要としない人々を
不公平に扱われていると 感じさせないだろう
です。
これは
make O 原形不定詞「Oを 原形不定詞 させる」
っていうのと
各部分ごとの訳がわかってればできるはずです。
主語・目的語・補語のそれぞれが長くて
混乱するかもしれないですけど、
自分の中の処理能力を鍛えるしかないですね。
一つ一つ落ち着いて。
この直訳がわかってる上でのここまでの説明なんで
とりあえずこの直訳までは自力で到達できるといいですね。
ここから先は余計な話です。
流し読みしてください。
いまXはHigh levels of taxation っていう
生き物でないもの、意志がないものが主語に来ています。そういう文を「無生物主語構文」といいます。
意志がない物体が、何かを「させる」っておかしいですよね。自らの意志で動くわけないのに。
こういう文は比喩みたいなもんなんです。
実際は、物事の「因果関係」を、この文全体で表しているんです。
主語の位置に原因や理由
動詞から後ろの部分で結果
が書かれます。
X を原因として・Xによって
Yは〜 だ
という形が基本。
今回はwillだから未来のことですよね。
ということは、原因Xも、結果Yも
まだ起こってないことです。
だから
もしXが起こったら・Xだったら
それが原因で・それによって
Yは〜になるだろう
という言い方ができます。
この通り訳せってことじゃないですよ?
ただざっくりと考えるとこういう意味になるから、
それが伝わる日本語にしろよってことです。
それプラス、今回の文は否定文ですよね。
否定文の場合は、XとYの「因果関係の否定」です。
つまり
Xだとしても・Xだからといって・たとえXでも
それを原因としては
Yは〜にならない
XとYの間に因果関係は無い
今回はwill notなので
いま説明したことの組み合わせなんです
もしXだったとしても
だからといって
Yは〜にならないだろう
XはHigh levels of taxation
税率の高さ・税率が高いこと
Yはthose people who do not require help
助けを必要としない人々
税率が高いからと言って
もし税率が高かったとしても
助けを必要としない人々は
不公平に扱われていると感じないだろう