の [I] [Ⅱ] に答えなさい。
星さんは、天体に興味をもち、太陽について調べるとともに、観察1・2を行った。
【星さんが調べたこと】
インターネットで太陽の大きさ, 質量,表Ⅰ
密度を調べると, 表Iのようであった。
表 I から, 太陽の質量はとても大きい
天体
半径
質量
地球 1.00
1.00
0.82
が密度は小さいことが分かった。 そ表ⅡI
こで, 太陽系の地球, 金星, 木星につ
いても,その大きさ, 質量、密度を調
べたところ, 表ⅡIのようであった。 表
Iと表ⅡIを比べると, 太陽は, 木星と * 半径, 質量は地球=1としたときの値
密度がほとんど同じであることが分かった。 地球に比 図 Ⅰ
金星 0.95
木星
11.2
318
太陽
.
べて, 太陽や木星の密度が小さいのは, 太陽や木星は,
物質の3つの状態のうち, (i) でできているからだ
と考えられる。
木星や金星は, 太陽の光を反射して光って見える。
太陽は,みずから光り輝いている天体で,このよう
な天体を,(ii) という
半径 質量
109
333000
ア
中心部
(約1600万℃)
表面の温度
(6000 °C)
イ
密度[g/cm²]
1.4
太陽のようすを調べると, 表面の温度は約6000℃
で,図Iのように太陽の表面には黒点が見られる。
黒点は, まわりよりも温度が低く, 約 4000℃であ
る。 黒点の数が多いほど太陽の活動は活発である。 また, aの () と呼ばれる太陽表面
にのびる約10000℃の濃い高温のガスが見られる。
1) 上の文中の(i) ~ (Ⅲ) に入れるのに適している語をそれぞれ書きなさい。
【観察1】 図ⅡIのように, 天体望遠鏡に投影板としゃ光板を
図Ⅱ
取りつけ, 投影板には、 直径15cm の円がかかれた記録用紙
を固定した。 太陽の像の大きさが記録用紙の円と一致する
ように、接眼レンズと投影板の距離を調節した。 投影され
た黒点の像のうち,最も大きい黒点の形, 大きさを記録用
紙にスケッチした。 図Ⅲは, その記録で, 黒点はほぼ中央
にあり、ほぼ円形で直径は5mmであった。 その後, 毎日
9時に8日間スケッチした。
ラ
結果】 天体望遠鏡を固定したままにしておいたところ, 太陽の像
は記録用紙上を図Ⅲの矢印の方向に動いていき, 記録用紙の円
からはずれた。
1日目に観察した黒点の像は, ⑥日がたつにつれて太陽の像の西
に向かって移動した。
ⓒ黒点が太陽の像の中央から西へ移動するにしたがって, 黒点の像
の形が,だ円形になり, 太陽の像の周辺に近づくほど細くなった。
・8日目には,1日目に観測した黒点の像が見えなくなった。
上の文中の ② ⓒ が起こるのは何が原因か。 次のア~カのうち,最
も適しているものをそれぞれ一つずつ選び, 記号を○で囲みなさい。
ウ 太陽が公転しているため。
ア 地球が公転しているため。
力 太陽が球形をしているため。
エ 太陽が自転しているため。
図Ⅲのア~エのうち、東の方向はどれか。 一つ選び, 記号を○で囲みなさい。
イ 地球が自転しているため。
オ 地球が球形をしているため。
図Ⅱの黒点の実際の直径は、地球の赤道直径の何倍と考えられるか, 小数第2位を四捨五入し
て小数第1位まで求めなさい。
右のア〜エのうち, 1日目に観測した黒点を7日
目に観察したときの形として,最も適しているもの
を一つ選び, 記号を○で囲みなさい。
図Ⅲ
[g/cm³]
5.5
5.2
1.3
(約10000℃)
ジャン
黒
(約4000℃)
ウ
しゃ光板
記録用紙
太陽の像が動いた方向
I
ア
-15cm
投影板
I
どうしてそうなるんですか…?