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差がつく
実験・観察 炭酸水素ナトリウムを熱すると, 分解して炭酸ナトリウムと二酸化炭素
水が生じる。 このときの質量変化を測定する実験を行った。 <鹿児島県〉
〔実験〕 図のように, 炭酸水素ナトリウムの粉末 5.00g
をステンレス皿に入れて1分間加熱したあと,よく冷
やして質量を測定した。 その後, 下線部の操作を4回
くり返した。 同様の実験を、炭酸水素ナトリウムの粉
末10.00g でも行い、 下の表の結果を得た。 ただし, 反
応前後の質量の差は,分解によって発生した二酸化炭
素と水の質量の合計とする。
(1) 炭酸水素ナトリウム 表 ステンレス皿内の物質の質量
の粉末 5.00gを加熱
加熱回数
する実験で, 3回目
から5回目の質量が
5.00gを加熱したあとの質量〔g〕
10.00gを加熱したあとの質量 〔g〕
変化しなかったのはなぜか。 その理由を書け。
[
(2) 実験結果から, 加熱により分解した炭酸水素ナ
トリウムの質量と、 生じた炭酸ナトリウムの質
量の関係を表すグラフをかけ。 ただし、分解し
た炭酸水素ナトリウムの質量 〔g〕を横軸, 生じ
た炭酸ナトリウムの質量 〔g〕を縦軸とする。
(3) 思考 10.00gの炭酸水素ナトリウムを加
熱する実験で、 1回目の加熱が終わったとき,
分解されずに残っている炭酸水素ナトリウム
の質量は何gか。小数第2位を四捨五入して答
えよ。
[
アンドラゴ
炭酸ナトリウムの質量 〔g〕
10.0
5.0
0
炭酸水素ナトリウム
11
1回目 2回目3回目 4回目 5回目
3.80 3.23 13.15
3.15 3.15
8.29
7.28
ステンレス皿
HE
6.48 16.30 16.30
1.99
5.0
炭酸水素ナトリウムの質量 〔g〕
10.0