教科書の英語が読めれば普通に読めるだろうと思います。
ターゲット1900の前半の数百語だけ覚えれば良いです。1900って青いやつですよね。正直、それだとレベルが高すぎますね。一冊きちっとやりきるなら、ワンランク下の緑のやつで十分です。
文法も別にそんなには難しくないですよ。
参考書詳しくないんで申し訳ないですけど、基礎固め、みたいな参考書をやれば知識量としては十分です。
ただし、文法の勉強をするときに
これはこの問題を解くためじゃなくて、英語の勉強の基本的な段階で誰しもが通る道ですが
文法問題を解くための文法の知識じゃなくて、長文を読むときに文法の知識を使って読むようにだけは意識した方が良いでしょう。
それさえできるようになればさらに深く読解の勉強をする必要はないと思います。
単語やるにしても基本的な文法は必要だってのはわかってると思うんで、とりあえずある程度文法を定着させて、どんな短い文も文構造を取るように意識するといいですよ。
これも反復で、そのうちいちいち意識しなくても勝手に頭が動くようになります。
「読む」ということを勘違いしている受験生けっこう多いです。現代文にも共通しますが、ただ字面を追うことや日本語訳することが「読む」ではないという点は意識してください。
格闘技とかで「相手の動きを読む」というとき、相手のパンチが見えてからどう動くのか決めるんじゃ明らかに遅いですね。どういう風に相手が出るか、あらかじめ予測することが「読む」ってことです。
chillyという単語は分からなかったとしても
Was her kitchen too chilly?
という文だから、キッチンの状態に関わる単語だし、その前の段落には、前よりバターが固くなった という内容が書いてあって、それに関係することだというところくらいまではわかるはずです。
まぁだから、読み飛ばしても良さそうだなっていうことくらいまではわかるわけです。
もちろん、もし設問になっていたら、もっときちっと読み込んできちんと考える必要があります。
「柔らかいバターが欲しかったら電子レンジに入れないと(温めないと)」と書いてあるから
「彼女のキッチンが【寒い】」
という読みに到達するのはヒントなしではかなりキツいですが、選択肢があれば可能性ありますね。
長文が解けないのは語彙力がないせいだ
というのは一理あることはあって
語彙力はあるに越したことはありません。
ですが、だからと言って単語熟語の暗記ばかりやるのは、勉強の仕方としてはかなりアンバランスだと思います。
少なくとも「読解問題」が求めている能力をつけるような勉強法ではないです。
受験までの時間も、自分の暗記力も有限だし
暗記に頼らなくても考えればわかる部分もあるので
バランスよく能力をつける方が、もっと後々のことを考えても良いと思います。
考えるの苦手 っていう人もいますけど、
暗記も、考えることも、どちらも
条件反射を体に覚え込ませる反復練習なのは同じです。
ⅡもⅢも、きちっと文法的な分析ができて、何を言っている文なのか読み取れさえすれば、それほど単語力は要らないような気がします。
気になるのは
スラッシュでリーディングしているようですが、
きっちり文構造は取れてますかね?
どの部分がどこにかかっていて、とか文法的な分析しながらスラッシュ切ってますか?