実験 図1のように, 12人が外側を向くように手をつないで輪になり、1人目
が右手でストップウォッチをスタートさせると同時に、左手でとなりの人
の右手をにぎった。 2人目以降、 右手をにぎられた人は左手でさらにとな
りの人の右手をにぎるということを次々に行った。 12人目は自分の右手
がにぎられたら、左手でストップウォッチを止め、かかった時間を記録
した。 表は、この実験を3回繰
り返した結果をまとめたもの
である。
回数 1回目 2回目3回目
時間
[秒]
3.19 2.75 2.64
図 1
f
12人目
1人目
ストップウォッチ
問1 実験のような意識して起こす反応とは別に、無意識に起こる反応がある。 刺激に対して無意識に起こる反
応の例として最も適切なものを,次のア~エから1つ選びなさい。
ア 信号機の表示が青信号になったのを見て、歩き始めた。
イ授業中に名前を呼ばれたので、返事をした。
ウ 暗い部屋から明るい部屋へ移動すると, ひとみの大きさが変化した。
エ キャッチボールで投げられたボールを,手でとった。
ウ
問2 実験において, 1人当たりの反応にかかるおよその時間は何秒であったと考えられるか。 3回の実験結果
の平均値をもとに計算しなさい。
0.78
秒