解答
解答
ちょっと変な解答ですね.
場合分けだと思ってもらうと良いと思います.
b=0のとき, a=0が導かれるので, 命題は真です.
b≠0のときはどうでしょうか. ここで, 命題
「a+b√2=0を満たす有理数a, bが存在する」
を考えます. これは背理法から偽であることが分かります. (解答ではこの背理法によってb=0であるとしていますが間違いです)
示すべき命題の対偶は
「a≠0またはb≠0ならば, a+b√2≠0」
です. b≠0のとき, 先ほど示した命題より真です. a ≠0のときも, 真であることが示せます. よって, この命題は真です.
(対偶を取らなくても, 命題の前提が偽であることから, 与えられた命題が真であることがいえます: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/論理包含 の性質を参照)
以上より, どの場合でも与えられた命題は真です.
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> 解答ではこの背理法によってb=0であるとしていますが間違いです
と書きましたが, そうとも言えないですね.
「b≠0ならば, a+b√2=0を満たす有理数a, bが存在しない」
が真であることを示したので, 対偶
「有理数a, bがa+b√2=0を満たすならば, b=0」
も真です.
なので, 解答の「b=0である」は(言葉足らずですが)正しい主張です.