第5章。剛体にはたらく力のつりあい 45
Qに水平方向に
(3)では、QがP
5剛体にはたらく力のつりあい
のここがポイント
未知の力(おもりの重力) がA, Bに加わるので, その一方の点のまわりの力のモーメントのつりあ
い,および鉛直方向の力のつりあいを考える。
91
二鉛直下向きに重力
上向きに垂直抗力
き,これらがつり
棒 ABにはたらく力は図のようにな
る。ばねが棒を引く力は
F=kx=980×0.10
F=980×0.10
= 10g
(g=9.8m/s°)
ので
=98N=10g[N)
7,0cm
A
P
B
点Aのまわりの力のモーメントのつり
=μ'N」より,動
大きさはμ'Mg と
あいより
10cm
10cm
1.0g
10g×7.0-1.0g×10-mBg×20
=0(N-cm)
mBg
mAg
よって mp=3.0kg
鉛直方向の力のつりあいより
10g-mAg-1.0g-3.0g=0
よって ma=6.0kg
リード C
第5章●剛体にはたらく力のつりあい 49
基本問題
91.棒のつりあい● 長さ 20 cm で質量1.0kg の一様
980 N/m
な棒 AB の両端におもりをつるし,Aから7.0cmの点
Pにばね定数が 980N/m のばねの一端をつけた。ばね
の他端を天井に固定して静かに離すと,ばねは10cm伸
びて,棒は水平につりあった。A, Bにつるしたおもり
の質量 mA, ms [kg) を求めよ。重力加速度の大きさを g=9.8m/s° とする。例題19
7.0cm
A
B
000