電流のはたらきに関する(1)~(3)の問いに答えなさい。
太郎君は,いろいろなものの電気抵抗を測定してみようと思い,電流計, 電圧計, 電池, スイ
ッチを板にとりつけて導線でつなぎ, 図 13のような装置を製作した。はかりたいものを端子A,
B間につなぎ, 測定を行った。
身近にあった電熱線をつないでスイッチを入れたところ, 電流計の示す値が0.06A, 電圧計の
示す値が1.5Vであった。電熱線は熱くならなかった。
図 13
図14
電池
スイッチ
0.ofA
0.9
電流計
電圧計
23.2
A
B
ISV
0,06A
252
人ちV
A
B
(1) 図 14は,図 13の端子A, B間に電熱線をつないだ回路図を示そうとしたものである。 図14
の回路図を完成させなさい。
この装置を先生に見せたところ, 銅線のような抵抗の値が非常に小さいものをはかっては
いけないと注意された。
の 抵抗の値が非常に小さいものをはかってはいけない理由を, 電流という語を用いて, 簡
単に書きなさい。
の 先生は,この装置で抵抗の値が非常に小さいものの電気抵抗を測定したいときは, 回路
全体の抵抗の値が大きくなるように, 5Ωの抵抗器をつなげばよい, とすすめてくれた。
この抵抗器は回路のどこにつなぐのがよいか。簡単に書きなさい。
回路に5Ωの抵抗器をつないだあと, 測定で用いた電熱線を再び端子A, B間につないで
(3
スイッチを入れたとき, 電流計と電圧計の示す値はそれぞれ何Aと何Vになるか、求めなさ
25
い。
A