合同式
合同式、いろんな解説見ても理解できないので、これをもっと細かく解説して欲しいです🙇♀️
解答
解答
合同式は「余り」を考える式です
「余り」を考えるとき必ず必要なのが「割る数」です
合同式では
この割る数を「法」または「mod(モッド)」と呼びます
また、ある法のもとで余りが等しいとき「合同である」といいます
例えば、合同式 4 ≡ 1 (mod3) は
「mod3のもとで4と1は合同である」という意味です
確かに
4 ÷ 3 = 1余り1
1 ÷ 3 = 0余り1 となり余りが等しくなっています
さて、画像の問題に入ります
画像の解答は
「4 ≡ 1 (mod3) ⇒ 4¹⁰⁰ ≡ 1¹⁰⁰ (mod3) 」
を使ってます
まずこれを証明します
次のように4ⁿを(3+1)ⁿとして展開、3でくくります
(3でくくると、3で割ったときの余りがよくわかります)
n=1のとき
4 = 3+1 ≡ 1 (mod3)
n=2のとき
(a+b)² = a²+2ab+b² なので
4²
= (3+1)²
= 3² +2・3・1 +1²
= 3(3+2)+1²
≡ 1² (mod3)
n=3のとき
(a+b)³ = a³+3a²b+3ab²+b³ なので
4³
= (3+1)³
= 3³ +3・3²・1 +3・3・1² +1³
= 3(3² + 3・3 + 3) + 1³
≡ 1³ (mod3)
n=4のとき
(a+b)⁴ = a⁴+4a³b+6a²b²+4ab³+b⁴ なので
(a=3 なので b⁴以外は3でくくれる)
4⁴
=(3+1)⁴
= 3⁴ + 3(…) +1⁴
≡1⁴ (mod 3)
・
・
・
n=100のとき
4¹⁰⁰
= (3+1)¹⁰⁰
= 3¹⁰⁰ + 3(…)+1¹⁰⁰
≡ 1¹⁰⁰ (mod3)
よって
「4¹⁰⁰ ≡ 1¹⁰⁰ (mod3) 」は正しい
また1は何乗しても1なので
4¹⁰⁰ ≡ 1¹⁰⁰ = 1 (mod3)
よって
4¹⁰⁰を3で割った余は1
ありがとうございます!!
看了這個問題的人
也有瀏覽這些問題喔😉
めっちゃ分かりやすいです!!
ありがとうございます😊