図2は東西と南北に沿って現
れている崖を示した模式図であ
る。砂の層,火山灰の層a,火山
灰の層bが見られた。東西に沿う
崖(崖×とする)は, 水平面に対し
て垂直であった。崖Xに見られた
火山灰の層aと火山灰の層bは,
水平面に対して30° 西に向かって
B
火山灰の層 a
砂の層
火山灰の層b
西-
南
北
-東
下がり,それぞれの火山灰の層は
水平方向に 10m離れていた。南北
に沿う崖に見られた火山灰の層a
と火山灰の層bは, 水平面に対して平行であった。これについて, 次の問いに答えよ。
10 m
図2
問3 次のア~オの大きさ (直径)のうち, 砂の大きさにあてはまるものはどれか。すべ
て選び,記号で答えよ。
本きおケでうイウ
ア
0.5 mm
イ 1.5mm
ウ 2.5 mm
エ3.5 mm
オ4.5mm
問4 火山灰の層aと火山灰の層bは, それぞれ現在から約 76万年前と約 77 万年前にで
きたかぎ層である。次の (1)~(3)に答えよ。
(1)かぎ層として役に立つ火山灰の層は, 火山灰がどのような期間に, どのような範囲
に堆積してできたものか。次のア~エから最も適切なものを1つ選び, 記号で答え
よ。
ア長い期間に, せまい範囲に堆推積してできたもの。
イ 長い期間に,広い範囲に堆積してできたもの。
ウ 短い期間に, せまい範囲に堆積してできたもの。
エ 短い期間に, 広い範囲に堆積してできたもの。
(2) 火山灰の層aと火山灰の層bの間に見られた砂の層は, 砂が1年間に平均何 mm ず
つ堆積したことによってできたと考えられるか答えよ。ただし, 砂が堆積した期間を
1万年間とする。