✨ 最佳解答 ✨
まず最初の段階は絶対的に単語です。
英単語が読めないと(品詞が分からないと)文法を学んでも英文構造は分かりません。
逆に、英単語さえ100%わかれば、簡単な英文は読めてしまいます。
※センターレベルならば英単語だけである程度読めます。意味不明の文でも、辞書を調べればすぐに意味が分かったという経験は少なくないはずです。
日本語を正確に話さなくても会話出来るのと同様で、文法が不明でも単語の意味が適切に繋がるように脳で処理出来るからです。
次は文法と構文ですね。
徐々に難しい構文が出題され始め、いよいよ英単語だけでは文が読めないものが出てきます。構文もそうで、文全体にその構文が使われていることを見抜けないと完全な誤訳をしてしまいます。
高校生を指導していて、一番マズイと思うのは、センターの長文が取れていない(=英文が読めていない)のに、虫食い問題や並べ替えなどの文法問題にやたら時間をかけている人が多いことです。
配点的にも長文が読めないとセンター英語は得点が低くなりますし、仮に長文を落として文法の点数が少し上がっても英語としての理解は低いままでしょう。
ただ、高校などでは宿題を出しやすいためか、やたらと文法のみの問題が出されます。長文を授業で取り上げると解かせる時間と解説する時間の両方が取れないのも原因ですが。
長くなりましたが、始めはまず英単語です。文字が読めていない段階では文法も頭に入ってきにくいです。最初は単語帳や辞書などを使う回数が多くて煩わしいかと思いますが、必死に覚えれば徐々に単語→文法とスムースに移行出来ますので頑張って下さい。
さっき一生懸命打ち込んでいたのですが、clear側のトラブル?で消えてしまった文を再度打ち込みます。
例文を出しておきます。
① Time flies like an arrow.
② Fire flies like a river.
これは文法の問題でもあり、単語の問題でもあります。
①はTimeがS(主語)で、fliesがV(動詞)であり、飛ぶという意味のflyの三人称単数形になります。
likeは〜のようなという意味の前置詞で、
和訳は時は矢のように飛ぶ → 光陰矢の如し となります。
一方で②は同じように訳すことが出来ません。
文法上はFireがS、fliesがV、likeが前置詞でも構わないのですが、火は川のように飛ぶ、となってしまい意味が通りません。
この場合、他の文法的可能性を発見出来るかどうか、ズバリ単語力があるかどうかが重要になります。
答えを言うと、Fire flies(ホタル)がSで、likeがVなのです。
和訳
やっぱり切れちゃいますね。文字数制限?
和訳は、ホタルは川を好む になります。
flyには飛行生物という名詞の意味があります。Fire flyがホタルと知っている人は少ないと思いますが、flyが飛ぶ生物だと知っていて、「川を好むFire fly」と言われればホタルが出てくる人もいるでしょう。
蛇足気味ではありますが、英語を読む上で英単語は絶対的に重要です。
そして、英語は受験上最重要の科目となりますので、気合いを入れて頑張って下さい。
英語ってそういうことなんですね!!自分は並べ替えるとか虫食い問題の勉強ばかりやっていました😅まずは単語なんですね、、頑張ります!!見ず知らずの他人なのに、丁寧でわかりやすい回答を本当にありがとうございました😂