基本例題 6
電子配直
表は5種類の原子の電子配置を示している。 次の各間に答えよ。
2価の陽イオツだなりやすい原子の元素記号とその陽イオンの名称を記せ。
1価の陰イオンになりやすい原子の元素記号とその陰イオンの名称を記せ。
(3) Mg と CI からなる化合物の組成式と名称を記せ。
(4) Al が安定なイオンになったとき, その電子配置を表した図は下の(ア)~
(エ)のどれか。記号で答えよ。
のある
電子配置 /
原子
K殻|L殻| M殻
10
Li
Ne
2
8
Mg
2
8
(イ)
AI
2
8
3
CI
2
8
7
13+
13+
10+
16+)
解説
(1) 価電子を2個もつ原子は, 電子2個を失って2価の陽イオンになりやすい。
単原子の陽イオンの名称は, 「元素名」+ 「イオン」で示される。
(2) 価電子を7個もつ原子は, 電子1個を取り入れて, 1価の陰イオンになりや
すい。CI は塩化物イオン CI- になりやすい。 単原子の陰イオンの名称は, 「元
素名」の語尾を「~化物イオン」に変えて表す。
(3) Mg は Mg?+ になり, CIは CI- になって, イオン結合を形成する。
陽イオンの価数×陽イオンの数=陰イオンの価数×陰イオンの数
解答
(1) Mg
マグネシウムイオン
(2) CI
塩化物イオン
(3) MgCle
塩化マグネシウム
(4)(イ)
(4) Al はM殻設の電子3個を失って, 3価の陽イオン Al3+ になる。陽子の数は変
わらず13で電子数が10になる。
→基本問題42-413
価電子を2個持つものが陽イオンになりやすいとか教えられなかったんですけど、どうすればいいですかね?暗記しかないですか?