こんにちは。
まず、マグネシウムと酸素が化合したものが酸化マグネシウムということはおわかりですね？
(1)も写真を見たところ理解が及んでいないようなので解説いたします。
マグネシウムの質量が0.3ｇのときを考えます。この時、酸化マグネシウムは0.5ｇ、つまり「マグネシウム+結びついた酸素の質量」が0.5ｇになるということです。
では、グラフにて点を取るべき箇所はマグネシウム0.3ｇのとき、結びついた酸素の質量0.2のとき、となります。あとは、他のマグネシウム量のときも同じように点を取ってください。
(これは出題傾向の裏話ですが、表が出ている問題でグラフを書く時は、大体横軸はめいいっぱい使います。明らかに早い段階で直線が上に突き刺さったら、あれ？と思えるといいです。)
次に、(2)の質量比についてですが、今回求めたい質量比は、マグネシウムと結びついた酸素です。
作ったグラフを見て答えを出してもいいですし、グラフを作った時に使った、
マグネシウム0.3ｇのとき、結びついた酸素0.2ｇを使って比を出してもいいです。
マグネシウム︰結びついた酸素＝0.3︰0.2
＝3︰2
(3)についてです。この問題では、マグネシウムをこぼしてしまった＝マグネシウムの元々の量がわからないということになります。よって、最終的にはほかの数値からマグネシウムの元々の量を求めたいんですね。
その道筋として①で酸化マグネシウムの量について触れます。
酸化マグネシウムとマグネシウムの比を求めましょう。これは素直に表から算出すればいいです。
酸化マグネシウム︰マグネシウム＝0.5︰0.3
5:3ですね？
では、酸化マグネシウムが2.2ｇできた時、元々のマグネシウムはいくつか？比で求めましょう。(ここの計算方法は他にもありますが、今回はこちらでやります)
マグネシウムの質量をMとします。
2.2︰M＝5︰3
5M＝6.6
M＝1.32
1.32ｇとなりました。
②は簡単です。もともと1.5ｇあったのですから、こぼした質量は1.5-1.32で求められます。
参考になれば幸いです。長文となってしまったので分からないところがあれば言って下さい。
