一二点で足りなかったときに上下点が使われます。逆に言えば一二点が必要なければそれを補助する上下点も必要ないので付きません。
「漢文には、訓読するときには読まず、単に置いてあるように見える文字があります。
これが「置き字」です。
置き字は、訓読する際には読みませんが、単なる飾り文字などではなく、文の構造や文章の流れを構成するうえで重要な働きをしています。」
(ベネッセ教育情報サイトより引用)
ということで文を読む際には見なくて大丈夫です。
不は基本的に「ず」と読みます。送り仮名が「レバ」のときは「ざ」と読みます。
否定を意味します。
あと、(9)の訓点が気になったのですが、画像のような感じではないでしょうか