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ほとんどそのままの理由です。
メスシリンダーは中和において精度がかなり低いためです。
中和は1滴でも、急激に変化します。
pHのグラフでも中和点付近でpHが一気に変わりますよね？
なので、中和ではかなり高い精度が求められます。
なので、メスシリンダーの目盛りでは精度が劣るため、中和実験には適しません。
例えばメスフラスコの500ミリリットルのメモリとメスシリンダーの500ミリリットルのメモリは同じ位置ですよね？なら同じ精度じゃないんですか？
目盛りには多少なりとも誤差があります。
同じ500mLの目盛りでも
メスシリンダーでは505mLかもしれません。
メスフラスコだと500.1mLかもしれません。
この500mLから離れる可能性がメスシリンダーの方が高くなってしまいます。
メスフラスコほど精度の高いメスシリンダーはほとんどありません。
え、、
なぜでしょう、、、
目盛りの太さが違うってことですか、、？
まずは測定器には必ず誤差があることは知っておいてください。
定規を使って10センチの線を100本書くとします。
かなりの労力が要りますよね？
この状態で精度を高くするのは大変です。
なら、10センチの線を1本書くとすると
おそらく前よりは精度良くかけると思います。
実験器具の目盛りもこの線と同じだと考えてください。
いくら機械を使って書いたとしても、どうしても誤差が大きくなってしまいます。
そういうことだったんですか！
すみません。少し質問とずれてましたね。
メスシリンダーは体積を量るための道具であり、
目盛りがたくさん付いていますよね？
この目盛りをメスフラスコ並に精度を高めるとかなり大変なことはわかりますか？
メスフラスコは逆に１つの目盛りしかありませんが、その分精度を高めているのです。