18 次の文を読んで、あとの各問いに答えなさい。
図は、天球上の黄道を
|模式的に示したものであ
る。 図のように、黄道を
| 12等分した位置を点A~
Lで示したところ,天の
北極Yに最も近い黄道上
の位置が点Dになった。
この図を見て,三重県に
黄道
住んでいるみずきさんは、太陽や星座を1年を通して観
測したことや、資料集やインターネットで調べたことを,
次の①~③のようにノートにまとめた。ただし, みずき
さんが観測をした地点は北緯34.0°とする。
【みずきさんのノートの一部】
天球
J
H G
地球
K
天の北極
ア.364.76
ウ.365.76
F
L A B
天の南極
① 太陽と星の見かけの動きについて
太陽と星座の星を1年を通して観測したとき, 太
陽は、星座の星の位置を基準にすると, 天球上の星
座の間を少しずつ移動するように見える。
D
② 季節ごとの太陽と黄道上の星の位置について
かたむ
黄道は天の赤道から23.4°傾いている。このことと,
観測をする地点の緯度から, 天の北極の位置Yと太
陽の位置との間の角度や、季節ごとに観測できる黄
道上の星, および, 太陽の南中高度がわかる。
③ 太陽の見かけの動きと「うるう年」の関係について
暦の上では、1年は365日である。これに対して,
見かけの太陽の位置が,点Aから黄道上を1周して,
次に点Aの位置になるまでの時間はおよそ (あ)日
である。このことから, 太陽の位置と毎年の暦が大
きくずれないようにするために,暦の上で1年を366
日にする「うるう年」が定められていることが説明で
きる。
1
イ. 365.24
エ.366.24
(c) 太陽の見かけの動きが星座の星の見かけの動きとち
がうのはなぜか、 その理由を 「地球」, 「距離」という2
つの言葉を使って, 簡単に書きなさい。
げし
(2) ②について,次の(a)~(d) の各問いに答えなさい。
(a) 夏至の日の太陽の位置を点Zとするとき, 地球の中
心X, 天の北極Yについて ∠ZXYは何度か, 求めなさ
い。 ただし, ZXY は180° より小さい角とする。
\月
月の
のであ
に答え
(1)
(b) 太陽の位置が黄道上の点Gの位置になる日, 点Bの
位置にある星が南中するのは日の入りから何時間後
か、整数で求めなさい。
(c) 春分の日の午前0時に、地平線からのぼりはじめる
黄道上の星はどの位置にあるか, 点A~Lから最も適
当なものを1つ選び、その記号を書きなさい。
_(d) 点Fの位置にある星が南中してから2時間後に日の
出を迎えた。 この日の太陽の南中高度は何度か、求め
なさい。
(3) ③ について,文中の(あ)に入る数は何か,次のア~
エから最も適当なものを1つ選び、その記号を書きなさ
関係
月月
①について, 太陽と星座の星を1年を通して観測した (1)
とき、次の(a)~ (c) の各問いに答えなさい。
(a) 黄道上を太陽が1周する見かけの動きはどちらから
どちらの向きか, その向きを東, 西, 南, 北を使って
書きなさい。
(b) 黄道上を太陽が1周する見かけの動きは地球の何と
いう動きによるものか、 その名称を漢字で書きなさい。
月
月
コ
(2)
<三重県 >
21
(2)
2