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関係詞は、2つの文を先行詞のところで糊付けするみたいに1つにつなぐ役割があります。
いま、この先行詞がわかりにくい(離れている)ってことなんですよね。
とりあえずこの1文を、主節と関係詞の節 というふうに2つに分けてみることを考えてみましょう。
そうすると関係詞の節は、語順を元に戻すと
the emotional needs of the latter are nurtured naturally during [ ]
だということがわかります。
この[ ]には、先行詞と共通するものが入って、
それがwhichに置き換えられて、文頭に出て、主節と繋がっています。
この文を訳すと
「子どもの感情的なニーズが、[ ]のあいだに、自然に育まれる。」
となります。
この「あいだ」というのは
元々の単語がbetweenではなくduringですから、
2つの物の中間 という 空間的なあいだ ではなく
何かをしているあいだ という時間的なあいだ
の意味で使われています。
だから「何をしているあいだ」に、子どもの感情的なニーズが自然に育まれる のかがわかれば、
この文の先行詞を特定することができます。
一度切ります
辞書でduring調べた内容を載せておきます。
ここまでは、理論とかパターンじゃなくて、duringという単語を訳し方だけじゃなくて意味をちゃんと考えることによってわかるかなと思います。
で訳し方なんですけども
during which〜のまとまりは、the act of storytellingを先行詞にするならば
「さらに、(それをしているあいだに)子どもの感情的なニーズが自然に育まれる、物語を語るという行為を通じて、介護者と子どもは時間と空間を共有する」
だったら、どうでしょう?
形の上でというか、見かけ上は納得すると思うんですよね。
関係詞のまとまりが先行詞を修飾するようにつながる
というのが関係詞の表現の訳し方の基本だからです。
でもこれだと、先に説明したような
・実際に行っている具体的な行為はなにで、
・その結果として、意図してか意図せざるかわからないけど起こったこと はなんなのか
の因果関係がよくわかんないんです。
説明した通り
実際にしていることは、物語を語ること
その結果起きることは
・介護者と子どもは時間と空間を共有する こと
・子どもの感情的なニーズが自然に育まれる こと
なんだと思います。
英語の方でもそれが意識されているから、
具体的な行為を⓪先行詞(を含んだthrough〜の副詞句)の形で書いて、
その結果として起こることを、
①副詞句が修飾する主節(caregivers and children can share time and space )
②本来なら先行詞の後ろにある関係詞の節
で書いている
そして①②も前後関係というか、最終的な結果がなんなのかを比べると
最終的な結果として②の方が重要だから
⓪→①② の順番で説明されるようにならべていて
そしたらたまたま先行詞と関係詞節が離れちゃった
ということだと思います。
英語ではたまにあることなんですけど
頭の中で言いたいことが先にあって、そこに具体的な表現を無理やり繋げていくような場合があるんですよ。
今回の場合は 内容的には⓪→①&②
ということが言いたくて
そのためには⓪→①→② の内容順で
文中に登場させた方が読みやすいじゃないですか。
そうなるように
文章をなんとかつないで並べたみたら、
⓪と②のつながりは、先行詞と関係詞節のつながりで
無意識に書いちゃったんだけど、
あいだに①をなんとかぶち込みたい となって
それをやってみた結果、
先行詞と関係詞節が離れちゃった
みたいな感じだと思いますよ。
だからここには
特に理論とかパターンはないんじゃないかなぁ。
今言ったような、内容とか情報の流れ みたいなのがあるんですよーってくらいです。
詳しく解説して下さりありがとうございます!
完全には消化できていませんが、大方理解しました。
作者がいいたいことや文脈を綺麗にしようとした結果、関係詞と先行詞は離れ、繋がりが分かりにくくなったと言うことだと理解しました。
今後このような文が出てきた際は話の流れを掴んで乗り切ろうと思います。
追記になりますが
訳の方は、この英文の内容をかなりきちんと汲み取って、カンマありとなしの関係詞の意味とか訳し方の基本とかも当然承知はしつつ、
その上で意訳しているという感じだと思います。
まぁそもそもこれは元の英文がかなりわかりにくいし(受験生的に難しいんじゃなくて、単なる悪文だと個人的には思います)、
英語と日本語って単語とか細かい表現のレベルで全ての語句が対応しているわけじゃないってことを痛感させられる英文ですが、
訳はかなり上手く日本語にしていると思います。その分、学生さんにはこの訳になる仕組みとか背景がわかりにくいですよね。
こうやって書くと
duringは時間的な意味の「あいだ」なら、during timeと考えて、先行詞をtimeにした方がいいじゃん ってなると思うんですけど
duringは具体的な出来事とか、期間とか のあいだ
であって
「時間というもの」のあいだ とは言えないと思うんですよ。
caregivers and children can share time and space
という部分は抽象的な表現で、
「時間」と「空間」というものを共有する
と言っているだけですよね。
時間と空間を共有する
といっても
同じ時間に同じ空間でぼーっと突っ立ってる
ということを言っているわけじゃありません
(そういう時間もあるかもしれませんが)
そうじゃなくて、
介護者と子どもが、一緒に何かやる
ということをやや概念的に言っているんですよね。
ではこの文の場合、一緒に何をするのかというと
through〜 〜を通じて という言い方をしてますが、
「物語を語る」ということをするわけですよね。
この文しか見てないからわかんないけど
語る側と聞く側 ってことですかね?
だから、during [ ] の部分にあたる、先行詞になるのはthe act of storytelling だと思います。