Question

りゅう

6と7の答えはどこを見て考えたらいいのか分かりません

教えて欲しいです

とし
5点
7-71=63
小況を
以下同
6点
0
規制」の
端的に示
初めと終
6点
れるのは
中から選
7点
の悪化と
弊させ、
意ボラずうしい
Part
非正規雇用や労働者派遣の強化は、バブル崩壊後には効果を発揮
したが、経営環境が安定した今は必要がなくなったから。
時しのぎ
非正規雇用と労働者派遣の自由化政策は、その副作用を抑えるた
めに労働時間の増加を促し、人々を衰弱させるから。
やむを得ず非正規雇用や労働者派遣に頼った政策は、
のもので経済の回復につながるものとは言えないから
6点
問6 文脈 空欄 A を補うのに最も適切なものを、次のア~オの中
から選んで符号で書け。
野放図に労働者の数と労働時間を増加させる
①伝統を切り捨て、新技術の開発に努める
技術力のある労働者を雇用して開発を行う
労働環境を悪化させ、働く意欲を減殺し続ける
時流に棹さして、グローバルな競争力を求める
現代文読解法 空欄を問う問題を解く!
本文全体を通して考え、空欄を含む段落で述べられている内容をつかもう
筆者の問題意識をとらえ、空欄を含む一文が何を述べているかを考えよう
考える 傍線部④とあるが、筆者はどのような「戦略」をとるべきと考
えているか。最も適切なものを、次のア~オの中から選んで符号で書け。
EUのような前例を参考に、優遇措置を通じて企業の負担を軽減
することで、企業の国際競争力を高めていくという戦略。
各企業が“ものづくり”の伝統をふまえて技術開発に努められるよ
う、熟練した労働者たちのチームを育成していくという戦略。
企業への支援策のもと、熟練した労働者の連携にもとづく”ものづ
くり”の伝統を継承し、技術開発に努めていくという戦略。
ものづくり”の伝統に固執せず、新たな技術を開発してグローバ
ルな競争にも耐え得る競争力を養っていくという戦略。
オ労働者を優遇、支援することで、働き続ける意欲を維持
させ、熟練したノウハウを継承していくという戦略。8点
日本人特有のコミュニケーションの要とは
◆読解法 問3 内容を問う問題
傍線部で述べられる内容に注目
A7
000年代の格差ゲーム
S
イエ
5
*
/50

[日本社会にお
読解法 問6 空欄を問う問題
大庭健
1、空欄の前後に目を向ける
2、筆者の言いたいことから、自然な流れを考える
メモ
日本社会の労働観
いま、働くということ
文脈把握① 空欄補充
バブル経済の崩壊後、日本で一般的であった終身雇用制が批判された。経営が急激に悪化した企業は人員の削減を行い、
函社員の労働時間は増す一方で、不足する労働力を、非正規雇用や人材派遣業に関する規制を緩和することで確保し、正社
員より低い賃金の労働者によって補填するようになった。筆者は、こうした現代の日本の労働環境について考察する。
「バブル｣経済の崩壊以降、いたるところで人減らしによって労働が強化され、そのうえさらに短期的な｢成果｣が求められ、労
働環境はきわめて劣悪になっている。その結果、こつこつと働き続けるモティヴェーションが減殺され、働くことに対してカイ使就
的になるのみならず、働く意味を問うこと自体についてさえ、シニシズムが蔓延しはじめているように感じられる。
こうした労働環境の劣化は、もっぱら経営側の戦略によって生み出されたのであって、働く人々が求めたのではない。こうい
経営戦略にあっては、労働力もまた、他の原材料と同様に、任意に投入量を調節しても構わない商品の一つでしかない。そし
て、こうした戦略の基礎にあるのは、仕事の意味も働きがいをも、すべてカヘイ報酬の多さに還元されるとする、センパクな労
働観・人間観にほかならない。
さお
した経営戦略が、制約なき市場での競争をもって万能とする「ネオ・リベラリズム (新自由主義)｣の潮流に棹さして、利潤
の追求に足かせとなる規制の骨抜きや撤廃を押し通してきたのだから、労働環境が急速に悪化するのも当然であろう。一人一人
ルが働く喜びを実感しながら、働く意味を求めていけるようになるためにはこうした労働環境の悪化に対して歯止めがかけられ
ねばならない。
少なくとも、野放図な非正規雇用と、労働者派遣に関して
ここでは、規制緩和一般について考えることはできない。
は、根本的な社会的制約が必要である。なるほど、バブル崩壊後に経営が急激に悪化したころは、非正規雇用の導入と労働者派
し、そうした副作用
遣の自由化は、あたかも激痛時のモルヒネのように、投与せざるを得なかったと言えるかもしれない。
のきわめて強い中毒性の政策は、時限立法にとどめねばならない。さもなくば希望のもてない長時間労働ゆえに、人々の心は衰
弱あるいは荒廃し、社会全体が衰退しかねない。
非正規雇用や労働者派遣が制限されたなら、グローバルな競争にさらされている企業の収益がいっそう危うくなる。
という経営側の主張は今なお根強い。 私は、経済の実態についてはずぶの素人なので、この主張に対して確たることは言えない
が、そうした主張ににわかにうなずくこともできない。
もちろん、業種や企業ごとに事情は多様であろう。しかし、これまで日本企業が曲がりなりにも国際競争力を維持し得た背景
には、熟練した労働者のチームワーク・そこでのノウハウの継承に支えられた”ものづくり”の伝統のうえで、さまざまな技術開
発が積み重ねられてきたこともあずかっていよう。 そうだとすれば、競争力を維持していくためには、そうした伝統を継承して
技術開発をさらに重ねていくことが求められているはずである。にもかかわらず、株主への配当を重視し、短期的な業績の数字
をあげんがために、
というのは、本末転倒でしかあるまい。
A
こうしたものづくり”の伝統をふまえて新たな技術を開発していくことは、たしかに個々の企業にとっては多大の負担なので
あろう。しかし、そうした困難に対しては、すでにEUでさまざまに試みられてもいるように、税や資金調達等での優遇措置な
り、研究開発の社会的支援なりといった政策を求めていくべきであって、規制の緩和によって労働を強化したり、非正規あるい
は派遣社員を低賃金で働かせて短期利益を確保しようとするのは、およそトウサクした戦略であろう。
(注)リード文※バブル経済昭和六〇年代から平成の初めにかけて起こった、実体をともなわない、株と土地の高騰による好景気。
3シニシズム―社会の風習や風潮を軽視し、 見下すような態度をとる考え方。
8さして
棹を水底に突き立てて船を進めることから、時代や風潮の流れにうまく乗るさまを表す。
「モルヒネ
多用すると中毒になる。
鎮痛、麻酔の効果のある物質。
15時限立法
有効期限が明示されている法律。 一時的な対策のための政策を行うために制定される。
25 EU ヨーロッパ連合。
社会の今を知る 6
社会の今を知る
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