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微小管とは、細胞内にある、細長い管（チューブ）です。
細胞の中にある、棒というか、ヒモというか、そんな感じのものです。
管といっても、その中を何かが移動するのではありません。
細胞の中は、核や、ミトコンドリアや葉緑体が、細胞内を満たしている液体（細胞質基質）に、プカプカと浮いているわけではありません。
それら細胞小器官だけでなく、細胞内にある様々な物質は、浮いているだけだと、細胞内をさまよってしまい、効率的ではありません。
また、細胞は、ただの袋でもありません。
ということで、細胞内には、「骨組み」となるような、棒というか、ヒモというか、細長い「骨格」みたいなものがあり、
細胞を支えたり、動かしたり、その骨組みにそって移動するもの（その骨組みの上を荷物を抱えて歩くタンパク質があります）がいたり、という立体都市のような世界が広がっています。
その骨組みの中で、微小管は、主に、電車のレールのように、物質を運ぶ道筋の役割をしています。
また、細胞分裂のときには、染色体が２つの細胞わかれるときのレールのようになったり、鞭毛や繊毛の本体として使われています。
とてもわかりやすい回答ありがとうございます！！