Question

わらわら

問2がなぜ臭化銀が先に沈澱し、その後塩化銀と臭化銀が共に生成されるのか教えてください。

C. 1.8 × 10
d. 1.8 × 10-
e. 1.8 × 10
-6
問2 塩化カリウム1.0×10-molと臭化カリウム1.0×10-molを含む混合水溶液が100mL
あり,この水溶液に硝酸銀水溶液を少しずつ加えた。このときの沈殿生成の状況として
適切な記述をa~eの中から一つ選び, 記号で答えなさい。
a. 塩化銀が先に沈殿し始め, その後, 塩化銀と臭化銀の沈殿が共に生成する
b. 臭化銀が先に沈殿し始め, その後,塩化銀と臭化銀の沈殿が共に生成する
c. 塩化銀と臭化銀が同時に沈殿し始める
d. 塩化銀の沈殿の生成が終了後,臭化銀が沈殿し始める
O
e. 臭化銀の沈殿の生成が終了後, 塩化銀が沈殿し始める
こ
[木)X)
TH

1000
問2 [CI] =1.0 × 10-2 ×
100
=1.0 × 10-!(mol/L)
1000
[Br-] =1.0 × 10-4 ×
100
=1.0 × 10-3(mol/L)
AgCIの沈殿が生じる瞬間の Ag*の濃度は,
Kap
[CI]
[Ag*]
ニ
- 10
1.8 × 10-!
1.0 × 10-1
=1.8 × 10-9 (mol/L)
AgBr の沈殿が生じる瞬間の Ag*の濃度は,
Kap
[Br]
[Ag*]
ニ
5.2 × 10- 13
-3
1.0 × 10
=5.2 × 10-10 (mol/L)
以上より,AgBr が先に沈殿し, その後 AgBr とともに AgCI が沈殿する。

化学 理論化学

Answer 1

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kenny

言い換えたらわかりやすいと思います。

AgClが「水溶液として存在できる限界の濃度(それを超えると沈殿が生まれる)」は、Ag+が1.8×10^-9mol/Lの時、

AgBrが「水溶液として存在できる限界の濃度」は、Ag+が5.2×10^-10mol/Lの時

と見ると、これまた言い換えをしますが、
「沈殿するために必要なAg+のmol/Lが少ない」のはAgBrですよね。なのでAgBrが先に沈殿します。
言うなら、少ない材料(Ag+)で沈殿できるのがAgBrです。

わらわら

なるほど、ありがとうございます。その後共に沈殿が生成されるのはなぜですか？

kenny

それは、AgNO3をどんどん加えていくと問題文にありますので、Ag+の濃度がAgClが沈殿する量に達したからです。

わらわら

遅くなり申し訳ありません。理解できました！ありがとうございました！