教良151
参考 炭酸ナトリウムの二段階中和
炭酸ナトリウム Na2CO』 は弱酸の塩で,その水溶液は塩基性を示し, 塩酸 HCIを加
えると, 炭酸水素ナトリウム NaHCO」 を経る次の2段階の中和反応が起こる。
Na2CO3 + HCI NaCl + NaHCO3
(a)
NaHCO3 + HCI → NaCl + H2O + CO2 (b)
式(a) の中和点 (第1中和点) は, フェノールフタレ
インの変色(赤色→無色) で、 また,式 (b)の中和点(第
2 中和点)はメチルオレンジの変色 (黄色→赤色) で判
定できる。
物質量に注目すると, Na2CO3 が α [mol] のとき,
式 (a)で反応した HCI はα [mol], 生成した NaHCO3
も[mol] となり, 式 (b) で反応する HCI もα [mol]
となる。
例えば, 0.1 mol/L炭酸ナトリウム水溶液10mL
を0.1mol/L塩酸で中和滴定した場合, 式 (a) と式 (b)
での塩酸の滴下量はともに10mL で等しくなる。
a mal.
Na Na Co
amel
amdl
Na2CO3+HCl→NaCl + NaHCO3
↓
cl
HiCOS
中性
ができるけど
Amal
水の中でしかできないし
不安定だから
すぐに水と二酸化炭素になった
Naz CO」 は NaHCO」 より塩基性が強い
ため, 式(a)の反応後 式(b)が始まる
Na2CO3水溶液のpHは11.3
OH
amol
amol
and Aniol
NaHCO3 + HCl→NaCl +CO2+H20
✓
し
cl
中程
Nà HCO
酸性
cs CamScanner でスキャン
NaHCO、水溶液のpHは8.5
[第1中和点
NaHCO,
メチルオレンジ 変色
図炭酸ナトリウム水溶液
の滴定曲線 0.1 mol/L 炭酸ナト
リウム水溶液10mL を 0.1mol/L
塩酸で中和滴定した場合。
NaHCO, Đ Nâ4 CO
H20
H
・第2中和点 -
-H2O+CO2
塩基性
?
塩基性がまだある
Na2CO」は2価だけど
1価しか使わない。
AS Nacl
強塩基 弱酸
H2CO3 → H2O+CO2..
中性弱酸