チャレンジ問題
(栃木)
次の実験1,2を行った。あとの問いに答えなさい。
実験 1
かんしつけい
1組のマキさんは,乾湿計を用いて理科室の湿度を求めたと
かんきゅう
しど
ころ、乾球の度は19℃で,湿度は81%であった。図1は乾湿計
用の湿度表の一部である。
ろてん
実験2 マキさんは,その日の午後、理科室で露点を調べる実験をし
た。その結果,気温は22℃で,露点は19℃であった。図2は,気
温と空気にふくまれる水蒸気量の関係を示したものであり,図中の
A,B,C,Dはそれぞれ気温や水蒸気量の異なる空気を表してい
る。
図1
25
15
19.4
16.3
飽和水蒸気量
図
2 空気中にふくまれる水蒸気量
乾球と湿球の示度の差〔℃〕
0
2 3 4
2310091 83 75 67
2210091
21 100 91
82
74
66
82 73 65
88880
201009181
191009081
1810090
73
64
72 63
71 62
乾球の示度
CA
5
CD
JC
B
[g/m3〕ol
0 5 10 15
20 25
気温 [℃] 1922
しっきゅう
1) 実験1のとき、湿球の示度は何℃か。
(2) 実験2のとき, 理科室内の空気にふくまれている水蒸気の質量は
何gか。ただし,理科室の体積は350m² で, 水蒸気は室内にかたよ
りなく存在するものとする。
(3)図2の点A, B, C, Dで示される空気のうち、最も湿度の低い
ものはどれか。