論述問題
1章
3節
ボイル・シャルルの法則 次の現象を、それぞれ気体の分子運動の立場から
(1) 体積一定では,一定量の気体の圧力は絶対温度が高いほど大きい。
せよ。
(2) 混合気体の各成分気体の分圧が, 成分気体の物質量の割合に比例する。
気体の圧力は、気体分子の器壁への衝突によって生じる。(p.38)
2 理想気体と実在気体 理想気体1molの0℃, 1.013 × 10 Pa における体験
22.4L である。水素1mol の 0℃, 1.013 × 10° Pa における体積は 22.431-
想気体よりも大きくなっている。 その理由を説明せよ。
mm H2 は分子量が小さな無極性分子であるため、分子間力の影響はあまり
い。 (p.49 )
| | 理想気体と実在気体大気圧下で高温の実在気体の多くは理想気体に似たふる
いをする。しかし,大気圧下の実在気体の体積は理想気体より若干小さくなる。
この理由を説明せよ。
point 大気圧のような低圧下では分子自身の体積の影響はほとんどない。(p.45
節末問題
1章 3節
5 混
1 ボイル・シャルルの法則 27℃, 9.7 × 10' Pa で, 体積 250mLの気体は, I
℃, 1.0×10 Pa では何Lになるか。
2 気体の状態方程式 ある気体を容積 500mLの容器に入れて 127℃に保ち、圧
を測ると 1.22 × 10° Pa であった。この気体の分子数はいくらか。 ただし,気体
定数は 8.3 × 10° Pa・L/(K・mol), アボガドロ定数は 6.0 × 1023 /mol とする。
器
6
3 気体の圧力・温度・体積のグラフ 一定量の気体の体積V[L] と温度 T[K], 日
力P[Pa] と温度 T [K] の関係を表すグラフとして最も適切なものを、次の (a)
(d) のグラフの中から一つ選べ。 ただし, P>P 2,V, V2 とする。
(a) V
(b) V
(c) P
(d) P
0
0
T
0
P2
P₁
T
V₂