2 次の図は,地球規模での炭素の流れを模式化したものである。これに関する文章を読み,下の問い
に答えよ。
陸上
C
石炭・石油
e
オ
陸上植物
d
土壌
大気
海洋
e
海洋生物
海面の無機炭素・有機炭素
生物以外の有機炭素
g
生物体を構成する主要な成分元素である炭素は, a 二酸化炭素,
合物として, b 地球表面に存在する。
大気中の炭素は気体の状態で, 大部分が二酸化炭素ガスとして存在する。 陸上では, 大気中の二酸
化炭素は陸上植物のイ によって有機物に合成される。 この有機物の一部は, 植物自身のウ
で大気中に戻される。 また, 植物や動物の遺体 ・ 排出物は土壌中の生物によって分解され, 大気中に
戻される。 海洋では、大気中の二酸化炭素は海面から エ され, 無機炭素や有機炭素として海面
付近に蓄積される。 これらは海洋生物, 生物以外の有機炭素, 深層での無機炭素に変化し,それらの
一部は再び、海面から大気中に放出される。
問1 文中の ア ~ エに入る適語を答えよ。
問2 下線部aの気体(ガス) は地球温暖化に関与しているといわれる。
(1) これらの気体は何とよばれているか答えよ。
(2) 二酸化炭素とア以外に同様の働きをもつ気体を一つ答えよ。
問3 下線部について,陸上, 大気, 海洋を炭素量が多い順番に左から並べよ。
問4 年間の炭素移動量c ~g について,次の二つの大小関係 オ
は>), または等号 (=) を記入せよ。
カ
d
f
深層の無機炭素
キ
海底堆積物
ア
g
炭酸塩, 有機物などの化
よ
は
||
し
問
キに不等号 (<あるい