Gさん 実験1の結果の表の (5) (6) から, 物質Aは水に溶けるけれども,その量には限度があり,
物質Bは水にまったく溶けないことがわかったね。
Hさん これを利用すると、見た目で見分けがつかない物質Aと物質Bの混合物であっても,それ
ぞれの質量がわかるかもしれないね。
実験2
(1) 物質Aと物質 B の混合物 60.0gを2等分し,30.0gずつ薬包紙 a b に取り分けた。
(2) 水 50gを入れたビーカー X に, (1) で取り分けた薬包紙 a の混合物 30.0gを加え,よくかき混
ぜた。 溶け残りをろ過して、ろ紙上に残った物質の質量を測定すると11.1gであった。
(3) 水100gを入れたビーカー Y に, (1)で取り分けた薬包紙 b の混合物 30.0gを加え, よくかき混
ぜた。 溶け残りをろ過して,ろ紙上に残った物質の質量を測定すると 5.7g であった。
問5 実験2で, 物質 A と物質B の混合物 60.0g中に含まれている物質Aの質量は何gか求めなさい。
また, 計算の過程や考え方も書きなさい。 なお, 混合物中の物質Aと物質Bは均一に混ざっている
ものとし,また, 実験2を通して、水の蒸発や水温の変化はなかったものとします。 (5点)