10 次の観測について, 問いに答えなさい。
ある日の昼休みに, 校庭にある百葉箱で,気圧、気温、湿度を
測定すると、次のような結果だった。 なお, 湿度は, 図のような
乾湿計と湿度表を用いて求めた。
【結果】 気圧:1002hPa 気温: 14.0℃
問1 湿度を測定したとき, 乾湿計の湿球温度計は,何℃を示し
ていましたか, 湿度表から求めなさい。
気温〔℃〕
飽和水蒸気量
(g/m³)
7
湿度 : 72%
8
9 10
乾球
温度計
<乾湿計〉
問2 観測を行ったときの校庭の空気1m² 中には,何gの水蒸気が含まれていましたか, 次の気温と飽和水蒸気量の表の数値を用いて
求めなさい。 ただし, 小数第2位を四捨五入して小数第1位まで求めること。
11 12 13 14 15
湿球
温度計
7.8 8.3 8.8 9.4 10.0 10.7 11.4 12.1 12.8
表
乾球の
示唆
(°C)
15
14
13
<湿度表〉
乾球と湿球示度の差〔℃〕
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0
| 100 94 89 84 78 73 68
| 100 94 89
83 78 72 67
| 100 94 88 83 77 71 66
12
|100 94 88 82 76 70 65
11
100 94 87 81 75 69 63
10 100 93 87 80 74 68 62
9 | 100 93 86 80 73 67 60
問3 この日の朝、校庭で霧が発生していた。 霧が発生した理由を述べた次の文の ① ② に当てはまることばを,それぞれ書きなさい。
地表付近の気温が下がり, 校庭の空気の温度が ( ① ) に達し, 空気中の ( ② ) が水滴になって空中に浮
かんでいたから。
問4 この日の朝、霧が発生したときの気温は何℃より低かったといえますか、 問2の表をもとに, 最も近い整数で求めなさい。 ただし,
空気中に含まれる水蒸気量は, 問2の場合と変わらないものとする。