目標
3分
目標
6分
目標
6分
13 同位体が存在する元素の原子量
原子量の値は、概数値をそのまま用いることが多いが,ここでは原子量の値を計算によって求め
てみよう。原子量は「同位体の相対質量×
存在比(%)
100
の総和」で求められる。
① 塩素には CI が 75.0 %, "CI が 25.0%の割合で同位体が存在するとする。 塩素の原子量を有効
数字3桁で求めよ。 塩素の同位体の相対質量を3Cl=35.0, Cl=37.0 とする。
② 天然の炭素には 12C が 98.9%, "3C が 1.10%の割合で同位体が存在する。 炭素の原子量を有効
数字3桁で求めよ。 炭素の同位体の相対質量を 'C=12 (基準), 'C=13.0 とする。
4 同位体の存在比
存在比(%)
100
の総和」を利用すると, 原子量・同位体の相対質量・
存在比のどれか2つの値がわかれば, 残りの値を計算で求めることができる。
① 塩素には 35CI と 37 CI の同位体が存在し, それぞれの相対質量は 35Cl=35.0, 3Cl=37.0 である。
塩素の原子量が35.5 であるとすると, 35CI の存在比 (%) を有効数字2桁で答えよ。
「原子量 = 同位体の相対質量×
%
② 天然のホウ素には "B と "B の同位体が存在し, それぞれの相対質量は 'B=10.0, "B=11.0 で
ある。 ホウ素の原子量が10.8 とすると, "B の存在比 (%) を有効数字2桁で答えよ。
「原子量 分子量 式量」の計算の徹底演習
%
5 同位体の相対質量
塩素には、2種類の同位体が存在し, その存在比は質量数35のCI が 75%, 質量数nの "CI が
25%である。 塩素の原子量が35.5とわかっているとき, "CI の相対質量を有効数字2桁で求めよ。
塩素の同位体の相対質量を 35Cl=35 とする。
23