【実験2】 図2のように, 実験1でできた丸
い種子をすべて育て, 自家受粉させると、
丸い種子としわのある種子ができた。
遺伝について調べるために, 次の実験を行った。 あとの問いに答えなさい。 ただし, エン
ドウの種子の形を伝える遺伝子のうち丸い形質をA, しわのある形質をaで表し, 丸い種子
をつくる純系のエンドウはAA, しわのある種子をつくる純系のエンドウはaaという遺伝子
の組み合わせで表すものとする。
【実験】 図1のように, 丸い種子をつくる
純系のエンドウのめしべに, しわのある種
子をつくる純系のエンドウの花粉をつけた
他家受粉)。できた種子はすべて丸い種子
であった。
図 1
<山梨県>
しわのある
種子をつくる
純系 (aa)
他家
受粉
丸い種子を
純系
(AA)
すべて丸い種子ができた
図2
[1] エンドウの種子の形は,丸い種子としわのあ
る種子のいずれかしか現れない。 この丸とし
のように、どちらか一方しか現れない形質
どうしを何というか。
実験でできた
丸い種子をすべて
育てる
自家受粉
答え
[2] 実験2でできた種子の中で, しわのある種子は全体のおよそ何%になると考えられるか。
62% 次のア~エから最も適当なものを1つ選べ。
ア 25%
イ 33%
ウ 50%
I 66%
答え
・すべてとり除く
[3] 図3のように、実験2でできた種子の中で,
図3
実験2でできた丸い
種子としわのある種子
EBB
13% しわのある種子をすべてとり除き, 丸い種子
だけをすべて育て, 自家受粉させると, 丸い
種子としわのある種子ができた。このとき,
できた丸い種子の数としわのある種子の数の
比を,最も簡単な整数の比に表すとどのよう
になると考えられるか。 次のア~オから最も
実験2でできた
丸い種子をすべて
育てる
適当なものを1つ選べ。
ア 2:1
イ 3:1
ウ 4:1
エ 5:1
才 6:1
答え
自家受粉
遺伝の法則から個体数や比を求める問題