8. 遺伝子と形質発現に関する下の問いに答えよ。
( 神戸大 島根大)
ユスリカの幼虫のだ腺細胞には、ふつうの細胞の染色体の100~150倍の大きさの巨大なだ腺染色体が存在す
る。この染色体には全体にしま模様があり,その一部が大きく膨れたパフと呼ばれる構造が観察される。幼虫
からさなぎになるにつれて、パフの大きさや染色体上の位置が変化する。
(1) 下線部①のように、だ腺染色体が巨大である理由を述べよ。
(2) だ腺細胞に次のア~工の物質を与えた場合, パフの部分に最もよく取り込まれるのはどれか。 記号で答えよ。
イデオキシリボース
エ アルギニン
アチミジン(チミンとデオキシリボースが結合したもの)
ウウリジン(ウラシルとリボースが結合したもの
(3)だ腺染色体をメチルグリーン・ピロニン液によって染色すると、しま模様の部分とパフの部分が異なった色
に染色される。 同じ染色液に上って