次の図1は, アジア, アフリカ, オセアニア, ラテンアメリカ、ヨーロッパの各地域につ
きさはそれぞれの地域の総人口に対する若年層 (0~14歳) の割合を示している。 図1から
人口密度と2018年を100とした指数で2100年の予測人口を示したものであり、円の大
#1
考えられることがらとその背景について述べた文として適当でないものを,下の①~④のう
ちから一つ選べ。7
(人/km)
150
人口密度
120-
90
60
30
ヨーロッパ
ウ
I
(配点20)
若年層の人口割合(%)
50
30
.10
統計年次は、若年層の人口割合が2015年, 人口密度が2018年。
国連資料により作成。
イ
50
100
150
200
250
300
2100年の予測人口 (2018年の人口を100とした時の指数)
350
①アは,風土が人口支持力に優れていたこともあり、人口稠密地域となっているが,今
世紀末までの人口増加は多くはない。
Qイは、衛生状況の改善・医療の普及により人口爆発が起きているが,今世紀末には人口
ピラミッドがつりがね型になり円の大きさが小さくなると考えられる。
③ウは、宗教的背景もあり出生数が多かったが,近年, 出生数の減少が著しく今世紀中に
人口減少局面に突入すると考えられる。
⑨ エは、人口密度が少ないが、今世紀中に人口が現在の人口から約2倍に増加する見込み
このため、円の位置が上へ移動すると考えられる。