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生物 高校生

(4)で、ゲノムDNAが5000000塩基対で、大腸菌のアミノ酸を指定している塩基が1200塩基でなぜ割ったら遺伝子の数が出てくるんですか?

90 第1編 生命現象と物質 基本例題17 DNAの構造 問題 68,74 (1) 真核生物のDNA では, DNAはあるタンパク質と結合して高次構造を形成して 真核生物と原核生物のDNA について,次の各問いに答えよ。 いる。このタンパク質の名称を答えよ。 (2) (1)のタンパク質と DNA とが結合し, 繊維状になった構造の名称を答えよ。 (3) 原核生物である大腸菌のゲノムDNAについて,その構造に関する最も適切な記 述を下記の(ア)~(エ)から1つ選び,記号を記せ。 (ア) 真核生物のDNAと同じタンパク質が結合している。 (イ) 二重らせん構造をとらず。 一本鎖の状態で存在している (ウ) 環状の構造をしている。 (エ) 直鎖状の構造をしている。 (4) 原核生物のゲノムDNA は約5000000塩基対で,そのほとんどは遺伝子配列の領 域である。また,大腸菌に含まれるタンパク質は平均400個のアミノ酸からなる。 大腸菌に含まれるおよその遺伝子数を(ア)~ (オ)から選び,記号で答えよ。 (ア) 500 (イ) 1000 (ウ) 2000 (エ) 4000 (オ)8000 A 考え方 (1)2)真核生物のDNAは, ヒストンに巻きついてクロマチン繊維となり, これが複雑に折りたたまれ,さまざまな高次構造を形成している。 (3) 原核生物の DNA は, 真核生物と同様の2本鎖だが, タンパク質には巻きついておらず環状で 存在する。 (4) 1つのアミノ酸はDNAの3つの塩基対で指定されるので, 400個の アミノ酸は,mRNAの400×3=1200の塩基で指定される。 したがって, DNA の 5000000 塩基対には,5000000÷1200≒4167 の遺伝子が含まれると推定される。 解答 (1) ヒストン (2) クロマチン繊維 (3) (ウ) SURDITE (4)(I)

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生物 高校生

(3)なんですが、なぜ足して2で割るのですか? この式になる理由がわかりません。教えてください!

例題 7 核酸の塩基組成 ~基本問題 27, 38~41, 発展問題 51 核酸には DNAとRNA があり,その構成要素はほとんど同じであるが, DNA は 2 本鎖RNA は1本鎖である。 ある DNAの転写によって合成された RNA につい て,塩基の組成を調べた。 その結果, アデニン (A)が22%, グアニン (G)が16%, ウラシル (U)が33%, シトシン (C) が 29%であった。 次の問いに答えよ。 (1) DNAを構成する塩基のうち, RNA のアデニンと相補的な塩基の名称を記せ。 (2) RNA の鋳型となったDNA鎖の塩基配列について,各塩基の割合 (%) を答えよ。 (3) この2本鎖のDNAについて, (2) の塩基配列が含まれる部分の各塩基の割合(%) を答えよ。 解答 考え方 (1) アデニン (A) と相補的な塩基は, DNA 中のチミン (T) と RNA 中のウラシル (U) である。 (1) チミン (2) A・・・33% G・・・ 29% (2)塩基の相補性より, RNA 中のグアニン (G) = 鋳型の DNA 中のシトシン (C)。 他も 同様に考える。 ただし, RNA 中のアデニン (A) =鋳型のDNA 中のチミン (T)。 (3) DNAは2本のヌクレオチド鎖の塩基が相補的に結合しているため, DNAに含まれ る4つの塩基の割合には次の関係がある。 T・・・22% C・・・ 16% アデニン(A)=チミン(T) グアニン (G)=シトシン (C) (3) A・・・27.5% G・・・ 22.5% (2) より 一方のヌクレオチド鎖の塩基組成がわかっているので,相補的な関係にある もう一方のヌクレオチド鎖の塩基組成は, T・・・ 27.5% アデニン (A)...22% グアニン (G)... 16% C・・・ 22.5% チミン (T)... 33% シトシン (C)・・・29% となる。 よって, この部分の各塩基の割合は, アデニン(A)=チミン(T)=22%+33%=27.5% グアニン (G)=シトシン(C)=16% +29% = 22.5% = 2 1-2, 3-2, 3-3

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