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酸とアルカリの中和について, 次の実験I,実験Iを行った。後の[問1)~
[問 4]に答えよ。(12点)
2つのビーカー A, B に濃度の異なる水酸化ナトリウム水溶液10cm?
をそれぞれ入れ, BTB 溶液を少量加えた。次に,このそれぞれの溶液に、
3%の塩酸6cmを1回に1cm3 ずつ6回に分けて加えていき, そのつどよ
くかきまぜ,ビーカー中の溶液の色を調べた。表1は,その結果をまとめた
ものであり,ビーカーAの実験では塩酸を5cm加えたとき,溶液は完全に
中和して中性になったことがわかった。
実験I 実験IでビーカーBに最初に入れたのと同じ濃度の水酸化ナトリウム
水溶液 10cmをビーカーCに入れ,さらに水5cm° を加えた後, BTB 溶液
を少量加えた。次に,この溶液に3%の塩酸を1cm? ずつ加えていき,その
つどよくかきまぜ, 溶液の色を調べた。表2は, その結果をまとめたもので
ある。
実験I
表1
加えた塩酸の総量 [cm°]
1
2
3
4
5
6
ビーカー A の溶液の色
青
青
青
青
緑
黄
ビーカーBの溶液の色
青
青
青
黄
黄
黄
表2
加えた塩酸の総量 [cm3]
1
2
3
4
5
6
ビーカーCの溶液の色
青
青
青
黄
黄| 黄
【問1] 実験Iでは, 塩酸1cm? を加える操作をビーカー A, Bのそれぞれで
6回ずつ,あわせて 12回行った。この12回のうち,その操作によって中和反
応が起こったのは何回か。(3点) ( 回)
[問 2] 実験Iで, ビーカーAの溶液中のナトリウムイオン及び水酸化物イオン
の数はどのように変化したか。 その変化のようすを表したグラフを, 次のア~
エの中からそれぞれ1つずつ選んで, その記号を書け。 (2点× 2)
ナトリウムイオン( イ) 水酸化物イオン(
イ
イ
ウ
エ
ア
0
0
0
0
2
6
0
2
4
4
0
0
6
6
2
4
塩酸の体積 [cn)
2
4
塩酸の体積(cn]
塩酸の体積(cmi)
塩酸の体積[cm)
OH
H
ACO
イオン の数
オンの数
イオンの数
オンの数