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Date
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うづき
4 〈古文の読み取り〉次の古文を
いに答えよ。
)内の口語訳を参考にして読み、あとの問
⑥木の花は濃きも薄きも紅梅。桜は、花びら大きに、葉の色濃きが、枝細く咲き
たる。藤の花は、しなひ長く(垂レタ花房ガ長ク)、色濃く咲きたる、いとめで
たし。
四月の⑦つごもり、五月の朔日の頃ほひ、橘の葉の濃く青きに、花のいと白
う咲きたるが、雨うち降りたる。つとめてなどは、世になう心あるさまにをかし。
こがね
◎花の中より黄金の玉かと見えて、いみじうあざやかに見えたるなど、朝露に濡
れたるあさぼらけ(夜明ケ頃)の桜に劣らず。ほととぎすのよすがとさへ思へば
(清少納言「枕草子」より)
にや、なほさらに言ふべうもあらず。
一線⑨ 「五月」、「朔日」の読みを、ひらがなで書け。
ア~ウから一つずつ選び、記号
線~オの意味として最も適当なものを、
で答えよ。
いと
ア おそらく
たいそう
ウいくらか
① めでたし
ア すばらしい イよろこばしい
ウ さびしい
⑦つごもり
ア 月のはじめ 4月の中ごろ
ウ月の末日
④つとめて
ア夜ふけ
オ いみじう
イ昼ごろ
ウ 早朝
アいくらか
たいそう
ウ 不思議に
4
3 ~線① 「木の花は濃きも薄きも紅梅」には、 述語が省略されている。どんな
述語を補えばよいか、口語で答えよ。
つ選び、記号で答えよ。
「世になう心あるさまにをかし」の主語はどれか。 次のア~ウから一
線②
ア 四月のつごもり、五月の朔日の頃ほひ
イ橘の葉の濃く青きに、花のいと白咲きたる
ウ雨うち降りたるつとめてなど