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動滑車を使わないときと使ったときのおもりの運動を記録し、仕事や仕事率を調べた。各問いに答え
なさい。ただし,糸ののび縮みや,糸と動滑車の重さ、糸と動滑車との間の摩擦は考えず,質量が 100
gの物体にはたらく重力を1Nとする。
[実験1] 図1のように, ばねばかりに結びつけた
糸の先に質量が0.5kgのおもりをつけ, 机
の上に置いた。 糸をばねばかりに結びつけ
た結び目を点Aとした。 手でばねばかりを
真上に引き上げていくと, おもりは机から
静かに離れた。 その後, ばねばかりの示す
値が一定になるように, ばねばかりを真上
にゆっくりと引き上げ続けた。 このようす
をビデオカメラで撮影した。 撮影したもの
をコマ送りで再生し, おもりが動き始めて
からの時間と机からおもりの底までの高さ
との関係を、表にまとめた。
図1
図2
ばねばかり
ものさし
ものさし
A-
糸
ばねばかり
`机
スタンド
動滑車
B
糸
おも
〔実験2] 図2のように, ばねばかりに結びつけた糸を, 〔実験1] と同じおもりをつけた動滑車に
通し,その糸の先をスタンドに結びつけた。 糸をばねばかりに結びつけた結び目を点Bとし
た。手でばねばかりを真上に引き上げていくと, おもりは机から静かに離れた。 その後, ば
ねばかりの示す値が一定になるように, ばねばかりを真上にゆっくりと引き上げ続けた。こ
のようすをビデオカメラで撮影した。 撮影したものをコマ送りで再生し, おもりが動き始め
てからの時間と机からおもりの底までの高さとの関係を、表にまとめた。