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日
元合成
③ 呼吸
85. 酸化と還元 燃焼と呼吸はどちらも有機物を酸化する反応である。燃焼は酸素を使って
有機物を急激に二酸化炭素と水に分解する反応で,多量の(ア)と光が発生する。一方,呼吸
は有機物を段階的に分解する過程で取り出されたエネルギーで(イ)を合成する反応である。
この(イ)が生命活動に利用される。 呼吸では、酸素は酸化剤として最終段階で用いられる。
この呼吸における酸化還元反応では,物質の酸化や還元を仲立ちする物質がはたらいている。
(ア) [熱 〕(イ)[ ATP ]
(2) 下線部(a)の酸化の説明として適当なものを、次の中から3つ選べ。
[1,4,61]
① 酸素と結合する。
(1) 空欄に当てはまる語句を答えよ。
⑤ 電子を受け取る。
89
gに10
(1)
(2
② 酸素を失う。
③ 水素と結合する。 ④ 水素を失う。
(3
⑥ 電子を失う。
(3)下線部(b)のうち,呼吸ではたらく酸化型の物質を次の中からすべて選べ。 〔 1,5
① NAD + ② NADH ③ NADP +
④ NADPH ⑤ FAD
⑥ FADH2
86. 呼吸と酸化還元反応 呼吸において酸化や還元の仲立ちをするおもな物質は,ビタミンB
の1種の(ア)である。(ア)は(a) ほかの物質から電子を受け取る際に H+ と結合して還元型
の(イ)になる。 (イ)は(b)ほかの物質に電子を渡して、自らは酸化型の(ア)にもどる。
(ア)は,ある物質からほかの物質へと電子を運搬することにより、酸化還元反応の仲立ちを
している。 呼吸では(ア)や(イ)だけでなく, クエン酸回路ではたらく, 酸化型の(ウ)
と還元型のエ)も同様に酸化還元反応にはたらいている。
(1) 文章中の空欄に当てはまる適当な語句を答えよ。
(ア)[
NAD+] (イ)[NADH ] (ウ)〔 FAD
(2) 文章中の下線部(a) の 「ほかの物質」 は, 酸化されたか, 還元されたか。
〕(
FADHz]
*酸化された]
(4
(3) 文章中の下線部(b) の 「ほかの物質」は,酸化されたか, 還元されたか。
[還元された]