問題12
基本例題14 反応速度式
A+B → C で表される気体反応がある。 この反応について,次の (ア)~ (ウ)の実
事実が得られた。 下の各問いに答えよ。
(ア) 25℃で,Aのモル濃度を2倍にすると,Cの生成速度は2倍になる。
(イ) 25℃で,Bのモル濃度を2倍にしても、Cの生成速度は2倍になる。
(ウ) 温度を 10K 上げるごとに,Cの生成速度は3倍になる。
(1) A,Bのモル濃度をそれぞれ[A], [B], 反応速度定数をkとしての生成速度
Jain
を反応速度式で表せ。
(2) 25℃で, 反応容器を圧縮して全圧を3倍にすると, Cの生成速度は何倍になるか
((3)
この反応で,温度を30K上昇させると,Cの生成速度は何倍になるか。
考え方
(1) 反応速度式v=k [A]*[B]に
ついて, x,yを求める
(2) 全圧が3倍になると,各物質
のモル濃度が3倍になる。
3) 反応の速さは, 10K ごとに3
倍ずつ速くなる。
[知識
122. 過画
粉末を
体積は
2
■解答
V
(1) [A][B] それぞれに正比例しているので、
x=y=1である。
v=k[A] [B]
(2) [A]も[B]も3倍になるので, 3×3=9倍
(3) 10K上昇後の速さは3倍になり、さらに10K上昇
すると,その3倍の3×3=9倍になる。 したがって,
30K上昇すると, 3×3×3= 27 倍
(1)
(2)
(3)
123
C