2章8軌跡と領域
co-
三
特講
の
の
未知のものを文字でおく
製品
Pの使用量
Qの使用量
利益
A
の2x kg
のx kg
x万円
とする。
B
Oy kg
の3y kg
2y万円
(x+3y) kg (x+2y) 万円
条件を整理すると,右の表のよう
合計
(2x+ y) kg
になる。
の NI
100 kg
の A
150 kg
BAction ax+by の最大·最小は, ax+by=kとおいて y切片に着目せよ
この最大値を
求める。
例題123)
回製品 A, Bをそれぞれxkg, ykg 作るとすると
x20…D,
原料P, Qの最大使用量から
2x+yS 100
y20
x, y は負の値はとらない
ことに注意する。
x+3y5 150
4
7
また,利益は x+2y (万円)
開連立不等式の~④ が表す領
域Dは右の図のようになる。
ここで, x+2y =k とおくと
yI
2x+y=100
123
(30, 40)
x+3y=150
2直線 2x+y= 100 と
x+3y = 150 の交点の
座標は(30, 40)
k
x+
2
5)
y=
2
2つの境界線の傾きは,
kが最大となるのは, 直線 ⑤)
が点(30, 40)を通るときであり,
kの最大値は
0
とな
それぞれ -2,
3
1
k= 30+2·40 = 110
り,-2<-
く
2
よって,製品A を30kg, 製品Bを40 kg 作るとき, 利益
の最大値は110万円。
であるから,点(30, 40)
を通るとき最大となる。
Point 線形計画法
リ週126 のように, 領域における最大·最小の考え方を用いて最適な値を求める方法は
縦形計画法と呼ばれ, 工業や経済で広く利用されている。
食品
I
II
126 右の表にある2つの食品 A, Bを利用し
( 126 線形法
1mg
1mg
|を7mg
A(1gあたり)|5mg
3mg