水害を参詣しなかったこと
一、次の古文『古典』 テキスト p. 24.85)を読み、後の問いに答えなさい。
しみ
仁和寺にある法、年寄まで石清水をまざりければ、心憂くおぼえて、あ
る時思ひ立ちて、ただ一人、徒歩よりけり。 極楽寺・高良などを拝みて、かば
かりと心得て帰りにけり。さて、かたへの人に会ひて、「2年ごろ思ひつること、果
たしはべりぬ。聞きしにも過ぎて、くこそ おはし(Iけり)。そも、参りたる人
に山登りは何ごとかありけむかしかりしかど、『へるこそ日本意
なれ』と思ひて、山までは見ず」とぞ言ひけり)。
少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。
『徒然草』より)
太郎「おぼえ」、「おはし」の基本形(終止形)、活用の種類をそれぞれ答えなさい。
二重線「徒歩」B「本」の読み方を現代仮名遣いで書きなさい。
括弧内の語1、(けり)を、それぞれ文中にふさわしい形に活用させなさい。
J
※はこか山そはた仲
八幡官
その
い立
にあ
これ
弓立