月の実際直接作業時間は第2加工工程が2,450時間、 組立工程が3,300時間であり、
は15,000,000円とする。 当月の半製品p1の月末在庫量は、450個であった。 この修正された条件にも
答案用紙の仕掛品勘定を完成させなさい。
問題 (25点)
原 価 計算
KNG工業では製品Rを製造している。 製品Rには部品Xが必要であり、 部品 Xは東京工場の第2製造部において
組み立てられている
1. 部品Xの単位製造原価データ
甲直接材料費
直接労務費
変動製造間接費
固定製造間接費
合 計
2,000円/kg ×
3,000円/時
1,200円/時
2kg/個
=
4,000円/個
× 1時間/個 =
3,000
×
1時間/個
1,200
1,500円/時 × 1時間/個
==
1,500
9,700円/個
2.部品Xの購入案
KNG工業では次期の予算を策定中であるが、 かねてより取引関係のあるH製作所から、 部品Xを1万円で売
りたいという申入れがあった。
3. 原価計算担当者の調査
(1)部品Xの需要は13,500個から14,500個の間にあり、14,000個の可能性が大である。
(2) 部品の製造は臨時工を雇って行ってきたため、もしこの部品を購入に切り替えれば、臨時工は雇わないことになる。
(3) 第2製造部で発生する固定製造間接費発生総額3,000万円の内訳は次のとおりである。
ア 共通管理費等配賦額
916万円
イ 機械の減価償却費、固定資産税、 保険料等
300万円
ウ 部品 X専用製造機械減価償却費 (注1)
200万円
エ部品Xに直接関連する支援活動費 (部品 X設計変更費)
275万円
オ部品Xバッチ関連活動費
759万円
(専用製造機械段取費、 専用検査機械賃借料など) (注2)
カ 第2製造部長給料 (注3)
550万円
(注1) 購入案を採用する場合、 X専用製造機械は売却せず、遊休機械として保持する。
(注2) 購入案を採用する場合、 X専用検査機械は不要となるため賃借しない。
(注3) 購入案を採用する場合、 第2製造部長は子会社に出向となる。
〔設問1]以上の条件にもとづき、 原価が安ければ購入に切り替えるものとして、 次の問いに答えなさい。
〔問1]今後1年間における部品Xの総需要量が何個を超えるならば、この部品を内製する方が有利か、あるいは購
する方が有利かを判断しなさい。
[問2〕 H製作所では部品の売込みにあたり、 新たに次のような条件を提示した。
総購入量
売価
1個~ 12,000個
1万円
12,001個~ 13,000個
0.8万円
13,001個~14,000個
0.7万円
14,001個~15,000個
20.6万円
15,001個以上
20.5万円
たとえば総購入量が14,000個であれば、最初の12,000個は@I万円、次の1,000個は@0.8万円、最後の1,00
第3回 ⑤