(1) 全部で 10問から成る4択のテストを受ける.
(a) でたらめに解答を選択するとき8問以上正解する確率を求めよ.
(b) このテストは何度も受験可能で8問以上正解で合格とする. 毎
回でたらめに解答を選択するとき, 何回以上受験すれば合格が期
待できるかを求めよ.
(2) Aさんはパソコンで文章を作成すると, 平均して500文字に1文字
の打ち間違いが生じる.
(a) Aさんが 2000 文字のレポートを書くときに生じる打ち間違いの
期待値を求めよ.
(b) Aさんが 2000文字のレポートを書くとき打ち間違いが3文字以
下となる確率を求めよ (ポアソン分布を仮定して計算せよ).
*e の計算には近似値として 2.718 を使い, 答えは小数点以下4桁目
で四捨五入して答えよ.
(3) Xは正規分布 N (10.22) に従う確率変数であるとする.
(a) P(10 ≤X≤ 11 )
(b) P(11 ≤X≤ 13 )
(c) P(X≤c) = 0.3 を満たす c を求めよ (近似値で良い).
*標準化してから正規分布表で 0.3に近い値を見つければよい.