第2問(20点)
次の[資料]にもとづいて、解答欄の連結精算表を完成させなさい。なお、 当期はx2年4月1日からX3年3月
31日までの1年である。また、連結精算表における「修正 消去」欄は採点の対象としないので、自由に記入して
よい。
[資料]
1. P社はX1年3月31日にS社議決権株式の60%を¥5,200,000で取得したことにより支配を獲得し、連結財務諸
表を作成している。S社の資本の増減は次のとおりである。なお連結処理上、計上した『のれん』は計上年度の
翌年度から20年の均等償却を行う。
社資本
×3年3月31日
¥ 5,000,000
S
X1年3月31日
X2年3月31日
資
本
金
¥ 5,000,000
¥ 5,000,000
¥ 3,000,000
利益剰余 金
¥ 2,600,000
¥ 3,500,000
合
計
¥ 7,600,000
8,000,000
¥ 8,500,000
2. P社は当期より、 S社に対して売上総利益率30%による商品販売を開始した。当期のP社によるS社に対する
売上高(S社によるP社からの仕入高)は¥5,600, 000である。なお、S社の当期末商品棚卸高のうち¥550,000
はP社からの仕入分である。
3.S社の当期末仕入債務残高のうちP社に対する金額¥1,310,000が含まれている。
4. P社およびS社は売上債権の期末残高に対して2%の金額を貸倒引当金として設定している。なお、精算表上、
その繰入額は「販売費及び一般管理費」 に含めており、また、 貸倒引当金は売掛金より直接控除している。