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例 4.3.13
次の連立方程式を解いてみる。
C1
C2
01100 -1 0 -5
3 0 -4
10)
C3
00010
11
C4
-10 -3
00001
0
12
ニ
C5
1 -2
00000000
00000
13
C6
a
C7
(C8
まず, aチ0ならば解なしである.a=0の場合,ピボットに対応する変数は
22,04,C5,C7 なので,特殊解は 2,4,5,7行目の成分のみあらわれ,
ある。また,自由変数は残りの21,03,26,Cs なので,それぞれのうちひとつだけ1
他の成分は0で
として残りを0とした場合の斉次方程式の解を求めてパラメーターをつけることに
よって,一般解は次のようにあらわされる。
0
0
0
10
0
-1
1
5
0
0
1
0
0
11
+ti
12
0
-3
4
+t2
+t3
0
+t4
1
3
0
0
1
0
13
0
0
0
2
0
1,
特殊解の数字の並びと方程式のbの形,そしてt4がかかっている部分のベクト
ルと,元の方程式の8列目との対応を見れば,パターンが感じ取れると思う。
ロ