地形図には1/10,000と1/25,000と1/50,000があります。
地勢図は1/200,000だけです。
地方図は1/500,000だけです。
これは国土地理院や国土地理院の前身にあたる機関が発行する一般図の分類です。過去には1/20,000地形図が発行されていた時代があります。聞かれていませんが地形図より大縮尺の国土基本図、地方図よりも小縮尺の国際図など他にも国土地理院の一般図には種類があります。
また、一般名詞としては地形図は地形を表現する主題図にも用いる用語ですし、地方自治体が発行する1/5,000や1/2,500などの一般図にも用いられていることは多いです。
同じように地勢図や地方図も別の場面で別の対象に対してこうした呼び方がされることは珍しくありません。例えば地図帳でも大抵ボンヌ図法で東アジア全体が収まっているようなページがあれば「地方図」と呼びます。
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