形だけを見れば、質問者さんの言う通りですよね。
ただ、送り仮名はあくまで、日本語に変換するための道具の1つです。
「臨む」という動詞が、うしろに目的語を取るとき、「~を」「~に」のどちらが良いのかは、
日本語の都合で決まります。
「読書」であれば、「書を読む」で、「書に読む」とは言いませんよね?
「登山」であれば、「山に登る」でも「山を登る」でも、どちらでもいけそうでしょ?
「入部」であれば、「部に入る」は良いですが、「部を入る」ではおかしいですよね?
これらは、あくまで日本語の都合です。
今回の「臨」は、どちらが良いのか。
それは、その都度考えるしかないと思います。
「臨場」などは、「場に臨む」
「臨海学校」は、「海に臨む学校」
と「に」が適切なことが多いように思います。