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こんにちは、
ルイス酸は電子受容体、ルイス塩基は電子供与体です。
例えば、エチレンへのハロゲン化水素付加を考えます。
エチレンのπ電子を一方のCに渡して、Cは電子リッチになります。そのCのローンペアに対してH+が求電子付加します。ここでは、Cは電子供与体として働き、H+は電子受容体として働くのでルイス塩基、ルイス酸の反応と言えます。
もう片方のCは電子を失っているので電子が足りません。そこに対してX-が電子供与体として求核的に付加します。ここではCは電子受容体、X-は電子供与体として働いてることになり、ルイス酸、ルイス塩基の反応になります。
ブレンステッド酸塩基の定義ではプロトンにかかわる反応しか定義できないので、それを拡張させるために編み出されたのがルイス酸塩基の定義です。